入れ歯

DENTURE

入れ歯が噛めない・痛い・ぐらつく・外れると
お困りではありませんか?

「噛める入れ歯」にこだわります

おがわ歯科医院では、
義歯(入れ歯)を得意分野とする院長が、「噛める入れ歯」にこだわって治療いたします。
噛めない、痛い、ぐらつく、すぐに外れるとお困りでしたら、お気軽にご相談ください。
不快な義歯を我慢して使い続けていると、QOL(生活の質)の低下を招くだけでなく、
お口の健康にも悪影響を及ぼします。
皆様のお悩みや、ご要望などをお聞きして、お一人おひとりのお口に合った最適なものをご提供し、
「噛める喜び」を取り戻すお手伝いをします。

こんなことでお悩みではありませんか?

こんなことでお悩みではありませんか
  • 入れ歯が噛めなくて困っている
  • ものを噛むと痛む
  • 入れ歯がぐらつく
  • 入れ歯がすぐに外れる
  • 自分の口に最適な入れ歯を作りたい
  • ものがしっかりと噛める入れ歯が欲しい

など

このようなことでお悩みでしたら、義歯の専門医のいるおがわ歯科医院までご相談ください。

入れ歯とは?

主に4つの部品を組み合わせて作られます

義歯(入れ歯)、は主に4つの部品を組み合わせて作られます。この4要素に、それぞれ保険適応可能な材質や形状が定められています。

人工歯:歯の部分

人工歯には様々な大きさや形態、材質のものがあります。特に材質により、耐摩耗性、つまりいかに摩耗に強く長持ちするかが大きく異なります。
保険適応の人工歯としてよく使用されるのはレジン歯や硬質レジン歯ですが、これらは比較的短期間で摩耗し、すり減ってしまいます。より硬度の高い超硬質レジン歯(保険適応外)は見た目がより自然な歯の質感に近く、長期間使用しても摩耗しにくい材質です。

人工歯:歯の部分
義歯床:歯茎に直接触れる樹脂製や金属製の部分

材料として用いられるのは、主に義歯床用レジン(ピンク色の樹脂)です。金属を除けば多くの材料は保険適応となっており、使用する材質による違いは少ないと言えます。しかし、歯茎に直接接触しますので、いかに正確にフィットするかが重要です。
義歯床の製作は、型取りをしたのちに石膏模型の上で行うのですが、どんな材料を用いても必ず歪みが発生します。この歪みをいかに小さく抑えられるかが、フィット感のある義歯を作る時に重要です。ここは歯科医師による型取りが成否を大きく左右するとともに、歯科技工士の腕の見せどころでもあります。また、金属製の義歯床は、樹脂製のものに比べて薄く、異物感を大幅に軽減できる点で優れています。

義歯床:歯茎に直接触れる樹脂製や金属製の部分
連結装置

歯のない部分が複数あり、離れている時に使用する金属製の部分です。保険が適応できる形状が定められており、厚みや幅などを工夫したい場合には保険適応外の形状を用いることがあります。

連結装置
維持装置:義歯を支え固定する金属製の留め具

義歯を歯に固定する金具で、総入れ歯以外の部分入れ歯にはほとんど使用されています。この金具の種類や位置によっては金属が露出し、見た目が良くないこともあります。保険適応の金具は種類が限定されていますが、保険適応外の場合には、より選択の幅が広がります。また、他人から見えやすい部分に金具を使わない義歯(保険適応外)もありますが、耐久性の点では劣ります。

維持装置:義歯を支え固定する金属製の留め具

保険の入れ歯と自費の入れ歯について

まずは保険の入れ歯をおすすめしています

おがわ歯科医院では、まずは保険適応の義歯(入れ歯)をお作りすることをおすすめしています。そのうえで、さらに機能性や審美性を追求したい方には、保険適応外の義歯をご提案します。
保険適応外の義歯では、製作における治療手順が一部異なり、また使用する材料や義歯の形態は保険適応のものと大きく異なります。

より大きな満足を得たい場合には自費がおすすめです

保険適応の材料もある程度は悪くないのですが、より大きな満足を得たい場合には、材質や形状の選択において自由度が高い保険適応外の義歯が選ばれています。また、すべての義歯は手作業で作られており、製作を担当する歯科技工士の果たす役割が大きいことも事実です。
おがわ歯科医院では、義歯作りに特化した歯科技工所を厳選し、義歯製作を行います。その他、ここでは記載しきれないこともありますので、詳細についてはご相談ください。

入れ歯とインプラントの比較

歯を失った時、お口の機能性・審美性を補う方法としてインプラントがありますが、
ここでは義歯(入れ歯)とインプラントの違いについてご説明します。

身体的・精神的負担が少ない・ 製作が容易

義歯とインプラントの違いで最も顕著なのが、「手術が不要」という点です。インプラントでは、顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋入するために外科手術が必要ですが、義歯では必要ないため、身体的・精神的負担が少ないのです。また、構造がシンプルなので、再製作や調整が容易な点も義歯の特徴です。

ほとんどの症例に対応可能

インプラントの場合、顎の骨が痩せていると治療できない場合がありますが、義歯はほとんどの症例に対応可能です。

取り外してセルフケアできる

インプラントは患者様ご自身で取り外すことはできず、歯科医院でも取り外すのに大変な手間がかかります。ですが、義歯は患者様ご自身で取り外せますし、セルフケアも容易に行えます。
「入れ歯は不潔」とお考えの方もおられますが、取り外してジャブジャブと丸洗いできますので、イメージとは違って清潔なのです。

保険適応

インプラントはすべて自費となりますが、義歯は種類によって保険が適応となりますので、費用が抑えられます。

入れ歯治療の大まかな流れ

義歯(入れ歯)の治療は、治療のステップにおける最終段階に位置します。そのため、部分入れ歯の場合は、義歯を作る前に、残っている歯の治療が優先で必要になることも多くあります。実際の治療に入る前に、これまでの経緯や治療に対するご希望などをおうかがいします。必要な治療内容は患者様ごとに異なりますので、まずはご相談ください。

入れ歯の製作期間の目安

製作期間:1ヶ月から1ヶ月半程度 通院回数:5~6回程度 ※あくまで目安で、患者様によって異なります。

治療の流れ

カウンセリング・検査

カウンセリングにて義歯のお悩みや、ご要望などを詳しくお聞きします。必要な検査を行って、義歯の作製に必要な資料を採取します。

人工歯:歯の部分
前処置

お口の健康状態をチェックして、虫歯や歯周病などがあれば、それらの治療を優先させます。

個人トレーの作製

まずは既製のトレーを使って印象採取し、それをもとに個人トレー(患者様専用トレー)を作ります。

個人トレーの作製
機能印象

機能印象といって、ものを噛んだ時の歯茎の沈み込みを再現した型取りを行います。

咬合採得

お口の中に咬合床を入れて、噛み合わせをチェックします。

人工歯を排列

患者様と相談のうえ、人工歯の色・形・大きさを決定し、排列していきます。

入れ歯の完成
試適・調整

人工歯の排列された状態で完成前の義歯を試適していただき、噛み合わせや噛み心地などをご確認いただきます。

完成

噛み合わせなどをご確認いただき、問題があれば調整するなどして、「噛める入れ歯」を完成させます。

入れ歯の完成

おがわ歯科医院の入れ歯の種類

部分入れ歯

レジン床義歯(保険適用)
レジン床義歯

保険適用の入れ歯です。費用が抑えられ、設計の自由度が高いという特徴がある一方で、長期間使用すると人工歯が磨耗しやすい、噛み合わせの位置が変わりやすいなどのデメリットがあります。

費用片顎:2,000~10,000円程度

ノンクラスプデンチャー(保険適用外)
ノンクラスプデンチャー

金具を使用しないため、入れ歯を装着していることに気づかれにくい審美性の高い入れ歯です。「金具が目立つのが気になる」「口元を自然に見せたい」という方などにおすすめです。金属を一切使用しませんので、金属アレルギーの方でも安心してお使いいただけます。

費用片側性:110,000円(税込)/両側性:220,000円(税込)

金属床義歯(保険適用外)
金属床義歯

床部分に金属を使用していて強度が確保されるので、薄く作製でき、装着時の圧迫感が抑えられる快適な入れ歯です。人工歯には長期間使用しても歯が摩耗しにくい「超硬質レジン歯」を使用しています。
設計の自由度が高く、金属の留め金であっても目立ちにくい設計が可能で、残っている歯にも優しい入れ歯です。

費用片顎:330,000円(税込)/上下:550,000円(税込)

総入れ歯

レジン床義歯(保険適用)
レジン床義歯

保険適用の入れ歯です。費用が抑えられ、設計の自由度が高いという特徴がある一方で、長期間使用すると人工歯が磨耗しやすい、噛み合わせの位置が変わりやすいなどのデメリットがあります。

費用片顎:3,000~10,000円程度

金属床義歯(保険適用外)
金属床義歯

入れ歯を装着した時の違和感を抑えて、安定的にお使いになりたい方へおすすめです。床部分に金属を使用していて、薄く作製できるので装着時の圧迫感が少なく、熱伝導に優れているので、食べ物の温度差が自然に感じられて美味しく味わえます。
人工歯には「超硬質レジン歯」を使用していますので、長期間使用しても歯が摩耗しにくいです。

費用片顎:330,000円(税込)/上下:550,000円(税込)

入れ歯でお悩みの皆様へ~院長からのメッセージ~

日本は世界に冠たる長寿国です。元気な高齢者の活躍を目にする機会も多く、より質の高いモノやサービスを求める人も増えてきています。では、私たち歯科医師は歯科医療を通じて、昨今の時代の変化に十分応えられているでしょうか?

ご存知の方もおられるでしょうが、わが国では「8020運動(80歳で20本歯を残す)」が盛んであり、ついに8020達成者が50%を超えました(平成29年度 歯科疾患実態調査より)。しかし、この調査結果を裏返せば、未だに半数近くの方は80歳の時点で8本以上の歯を失っているということになります。また、たとえ8020を達成したとしても、義歯(入れ歯)を必要とすることも多く、特にご高齢の方の歯科治療において、義歯治療は重要なウェイトを占めています。 私たち歯科医師は6年の歯学教育を受けますが、歯科医師免許を取得するまでに、専門的な義歯治療のトレーニングを受ける機会は残念ながらほとんどありません。そのため、義歯治療は歯科医師にとっても難易度が高く、保険治療に含まれてはいるものの、何となく敬遠しがちな治療ではないかと感じます。これを読んでおられる方の中には、「自分も入れ歯を作ってもらったが、あまり合っていない、噛みにくいな」と感じていらっしゃる方がいるかもしれません。

私は歯科医師となった後、10年以上にわたり、大阪大学歯学部附属病院で義歯を専門とする診療科に身を置き、世界最高水準の治療技術を学んできました。その中で、いかに多くの方が義歯の治療に満足できず、悩んでおられるのかということを感じました。今ではお一人でも多く、「入れ歯が合わない」と悩んでいらっしゃる方の力になりたいと考えております。

「入れ歯だから合わないのは仕方がない」と諦めてしまう前に、是非一度おがわ歯科医院へご相談ください。

小川泰治