歯間ブラシについて

おがわ歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます😊


歯科衛生士の澁谷です。




今回は歯間ブラシについてお話しします。





歯の表面や、裏側は歯ブラシで汚れを落としますが、

歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは不十分です。


間の汚れを落とすのに適した清掃道具が、フロスと、歯間ブラシです。





フロスと歯間ブラシは歯の隙間に合わせて選びます。





〈使い分け〉


・フロス  歯と歯の間が狭いところ、歯と歯の間の側面


・歯間ブラシ  歯と歯の間が広いところ                 





〈歯間ブラシのサイズの選び方〉




歯間ブラシはサイズがあります。4sから順に太く一番大きいサイズで2Lサイズまであります。


歯間ブラシがスムーズに動かしにくかったり、入らない場合はサイズが大きい場合があるので、


初めは小さめから使ってみましょう。





一番小さいサイズ、4sが入らなかったり、動かしにくい場合はフロスを使ってください😊





無理に入れると歯茎を傷付けてしまいます💦





〈正しい使い方〉





サイズが合っていても、挿入角度が間違っていると、入らなかったり、歯茎を傷付けてしまいます。





鉛筆持ちで持ち、 歯と歯の間に優しく入れて前後に何往復かさせます。


真っ直ぐ挿入するようにしましょう。





画像


また、歯間ブラシはフロスでは通らないブリッジの歯の間も通すことができます。








使用頻度は、毎回でも良いですが、続けることが大事なので、1日の中で一番時間を作りやすい時にするのがおすすめです。





夜だけでも良いのでまずは挿入しやすい前歯からでも始めてみてください👍





〈交換時期〉


目安は1週間ですが、使用頻度や使い方にもよるので、毛先がパサついてきたり、プラークがついて変色してきたら交換してください。 


使用した後はよく洗い乾燥させておくと長持ちします。





『歯間ブラシをしてると、出血したり、歯茎が下がってきて使うのをやめた』


というお話しを聞くことがあります。





歯間ブラシをすると出血することがありますが、それはその部分に炎症が起きているサインであることが多いです。


しっかり通しておくとプラークを落とし、歯茎の腫れが治り、出血を減らすことができます。


歯茎が下がったと感じるのも、炎症が落ち着いて歯茎が引き締まって下がったように見えることもあります。


なので、しっかり間のお掃除をすることをおすすめします。





来院された際には、


サイズがわからなかったり、使い方が難しい等、お気軽にご相談ください😊





歯ブラシに加えて補助的清掃道具も使うと、歯周病予防、虫歯予防に繋がります!





一緒に少しずつ始めていきましょう☺️