歯と認知症の関係

おがわ歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます😊

歯科衛生士の西岡です。



今回は、認知症についてお話しします。

いったい歯とどのような関係があるのか。


実は歯周病菌は、認知症の発症や進行に深く関連していると言われています。


認知症にはいくつか種類があります。

・レビー小体型認知症:レビー小体という異常な構造物が脳に蓄積することが原因により発症する認知症

・脳血管性認知症:脳梗塞・脳出血・くも膜下出血等の脳血管の障害によって脳が損傷され発症する認知症

・アルツハイマー型認知症:認知症の中でも7割ほど占める、アルツハイマー病によって発症する認知症

「アミロイドβ(ベータ)」という異常なたんぱく質が脳内に蓄積することによって、脳の神経細胞を損傷します。
そのアミロイドβは、歯周病菌が血管を通じて体内に入り込むことで作られ、さらに蓄積が加速すると言われています。


✔️認知症の主な症状(中核症状)
・記憶障害
・見当識障害
・判断の低下
・失認
・失行
・失語

これらによって、不安やうつ状態・妄想・徘徊
が起こります(周辺症状)



認知症は年々増加傾向にあり、
2025年には65歳以上のおよそ20%(5人に1人)
の確率で発症すると言われています。



認知症予防のために、人との会話や運動、知的活動をされている方もいらっしゃると思います。

十分な食事も予防の1つです。その為にはご自身の歯で噛む事が大切になってきます。



歯周病も予防ができます。歯周病がどのようにして起こるのか、どんな予防方法があるのか分からない方はぜひ歯科医院にお越しください!!



毎日の丁寧な歯磨きや定期的な歯科医院での検診をお勧めします🦷🌱