大人の虫歯🦷

大人の虫歯


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歯科衛生士の澁谷です!


今回は根面う蝕についての内容です。


大人になるとなりやすくなる虫歯

それが根面う蝕(虫歯)です。



根面う蝕、実は40歳から80歳代の約半数は根面う蝕に罹患しています。


まず、根面う蝕とはどの部分を言うのか説明します。



イラスト

これは歯の断面図です。

歯は歯茎から出てている部分を歯冠部、歯茎に埋まってる部分を歯根部といいます。



この歯根部にできるう蝕を根面う蝕と言います。


根面は象牙質という柔らかい組織が多いです。

その分、健康な状態なら歯茎に隠れていますが、

加齢や歯周病、過度なブラッシングにより歯茎が下がると、

歯根が露出し虫歯になりやすくなります。


また、歯ブラシが当たりづらい部位でもあり、磨き残しにより、虫歯になってしまうのです。


根面う蝕になってしまうと器具が届かなかったり、

削り過ぎると歯が折れてしまう可能性もあるので、普通の虫歯より治療が難しいです。




また、治療できたとしても、その後の歯は大変脆く、長持ちしにくいと言われています。


治療後は、よりセルフケアと、定期検診が大事になってきます。


根面う蝕はなってしまっても、

自覚症状が出にくいため、早期発見、予防のために定期検診をきちんと行いましょう。



根面う蝕の予防のためには、根面を露出させないこと。

そのためには歯周病予防も大切です。


それと並行して、セルフケアでは


歯の正しい磨き方を覚える

食事の改善 に加え

フッ素塗布も効果的です。


フッ素配合1450ppmの歯磨き粉

フッ素洗口を活用するとう蝕予防になります。



日々の習慣が将来の健康な歯を守ります。


ぜひ取り入れてみてください😆