歯周病予防②
おがわ歯科医院のブログをご覧いただきありがとうございます😊
歯科衛生士の澁谷です!
最近は少しずつ肌寒くなり、長袖の季節になりましたが如何お過ごしですか?🍂
今回のお話は、前回に引き続き歯周病の予防についてです。
前回は歯周病の予防、主にお家でのケアについてお話ししました。
おうちでのケアは毎日行うものなのでとても大切です。
では、歯磨きをおうちでしっかりしていれば歯科医院に行かなくてもいいのでしょうか。
どんなに歯磨きが上手な方でも100%綺麗に磨くことはできません。
痛くなってから歯科医院に行く、では遅い場合があります。
自分では磨けない部分や、歯茎の中は歯ブラシが入りません。
そんな届かない部分から歯周病や虫歯が進んでしまいます。
1mgのプラーク(歯垢)には10億もの細菌がいると言われており、
お口の中の細菌量を減らすことが歯周病予防では重要です。
そこのケアをするために、定期的に歯科医院へ予防のために来ていただき、歯科衛生士がお掃除します。
磨き残しを放置し、歯石になると歯ブラシでも取ることはできず、
機械的に除去しなければならないので、必要な器具で落としていきます。
患者様によっては、お口の中の細菌以外に生活習慣や、唾液の量、噛み合わせ等様々な原因で歯周病のリスクを高める要因があります。
それについてのお話しをさせていただくこともあります。
また、歯石取りだけではなく、お家できちんと磨けるよう、今のブラッシングでどれだけ磨けて、
どこが磨けてないか染め出し液を使用し、一緒に確認し、どのように磨けば良いのか、どんな道具がオススメか等患者さん一人一人に合わせた方法をお伝えしていきます。
また、今の歯茎の状態が変わりないか、歯茎の検査と一緒に写真を撮り、維持できてるか変化ないか経過を追っていきます。
せっかく歯周病の治療をして、安定しても、そのまま通わず放置していると、知らず知らずのうちに進行してしまいます。
そうならないよう、今の健康な状態が維持できるようお手伝いするためにそして、早期発見できるように歯科衛生士がいます。
痛くなる前に、予防的に歯科医院にぜひ通ってみてください☺️